【不動産相続】遠隔地のマンションを相続した!売却方法でおさえておく3つのポイントとは?

親や親戚などが亡くなり、自分の自宅から離れた遠隔地のマンションを相続した場合、どうやって売却したらいいのか頭を抱える方も多いはずです。遠く離れた場所に自宅があるため所在地にいく回数が少なく、売却手続き自体が面倒という例も多数あります。

遠隔地のマンションを売却するためには

遠隔地のマンションなどを相続した、居住する予定がないが放置はしたくないなどの理由により、売却を選ぶ人も存在します。遠隔地の相続物件は訪問しにくく、メンテナンスなども滞ってしまいがちです。事故などが発生して近隣の迷惑になるよりも、売却を選ぶのは賢明は判断です。

相続したマンションの売却を決めたはいいものの、遠隔地のマンションはどのように売却すればいいのでしょうか。遠隔地のマンションの売却方法で抑えておくべき3つのポイントは、物件の査定と不動産会社探し、そして持ち回り契約です。

遠隔地ではなく一般的な物件であっても、不動産の売却をする際にはまずは査定から始めます。遠く離れた土地に知り合いの不動産会社などいないという方は、インターネットでその地域を担当できる不動産会社を探します。マンションの近隣にある不動産会社か、全国ネットを持つ大手不動産会社なら査定を頼むことができるはずです。

不動産会社を選んで売却を進めよう

物件の査定、不動産会社探し、持ち回り契約の3つのポイントを抑えて、まずは査定を始めました。この時の注意点には、複数社に査定を頼むことなどが挙げられます。複数の評価金額を確認し、もっとも高く評価してくれて印象も良かった不動産会社を選択しましょう。

遠隔地のマンションを売却する場合は所在地にいく回数が少ないため、インターネットの一括査定サイトを利用するか、電話などで頼むことになります。注意点としては頼みすぎても連絡などが大変になるため、3社程度に押さえておくことをおすすめします。

媒介契約をする不動産会社が決まったら、売却を進めていきましょう。その不動産会社で持ち回り契約の利用が可能なら、所在地にいく回数を減らすことができます。持ち回り契約とは、不動産会社などの仲介業者が売主と買主の元に出向いて契約を行う方法です。

持ち回り契約とはあくまで売主と買主の都合が合わない場合に利用されるもので、通常は顔を合わせての契約になることを注意点として覚えておくと良いでしょう。

出席が難しい時に利用される持ち回り契約

持ち回り契約とは便利なものですが、一般的にはあまり利用されない方法です。不動産の売却は高額になるため、基本的には不動産会社の担当者や買主と顔を合わせて支払いなどを行ないます。遠隔地のマンションでどうしても都合がつかないといった場合には、代理人を立てるなどの方法もおすすめです。