【不動産相続】マンション相続後に売却する流れや税金について解説!節税方法も解説

相続は、急な流れで手続きをしなくてはいけないことも多いです。その影響で、必要な準備や対応ができなくなってしまう場合も少なくありません。そのため、まずは相続の流れを理解してマンション売却のための正しい準備が出来るようにしておきましょう。

相続の流れから確定申告までを把握しよう

マンションを保有した状態で亡くなった場合、その遺産を継承できる相続権者は手続きを行わなくてはいけません。まず、マンションとはいっても多くの財産を抱えていた場合には複数の不動産も持っているケースもあります。そのため、まずは遺産総額の調査を行わなくてはいけません。

そして、抱えていた財産がわかった後に遺産分割協議を行います。相続人が1人であるときには協議を行う必要性はありませんが、相続権者が複数いる場合には誰がどういった権利を主張するのかを決めておく必要があります。マンションの名義変更や売却後の配分もここで決めておくのが一般的です。

さらに、実際にここで決められた通りの相続登記を行うという流れです。これが終わると、後は相続税の確定申告と納税をすれば終わりますので、これが全体的な相続の流れになります。売却を行うときには、少なくともこれらを円滑に進める必要があるため知っておきましょう。

売却の流れと相続税と節税方法の流れ

相続不動産のマンション売却の流れで問題になるのは、名義変更です。亡くなった人のマンションは、名義変更を行わない限りは被相続人名義で手続きを行わなくてはいけません。この場合、必要な手続きができなくなるケースがあるのでこのポイントだけは注意が必要です。

それが終わっていれば、スムーズに話し合いを進めていけます。また、相続税と節税方法についてもとても大切です。これは、不動産の制度として控除や免税の方法が存在するからです。例えば、配偶者のみが不動産を継承したときには配偶者控除が存在しますし、マンションの場合は小規模住宅等の特例なども存在します。

一定の条件を満たせば、最大で80%もの評価額に落とすことができるので総合的な税金を大きく節税できます。売却の流れも確かに重要ですが、相続権者に対して利益が生じるときには納税の義務が生まれますのでその後の相続税と節税方法も非常に重要です。

納税が終わるまで確実な手続きが必要

相続不動産は、売却してそれで終わりというわけではありません。そこで得た利益は納税の対象となりますので、なるべく安くなる方法を選択して効率的に手続きができるようにしておくことです。